2009年06月14日

わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL

新年、一発目。

「わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL」

ナイスミドル・村上龍さんがいろんな方の悩みにバッサバッサ答えていく本です。

タイトル通り、バカバカしいような、そんなの自分で考え路的なことにも村上おじさんがキチンとグサッと答えてくれています。

質問者は全て女性。
村上さんの答えは厳しいんだけど、キレイごとや詭弁を並べた良い大人の答えよりもよっぽど清々しい。

質素な服を着た美人と、きれいな服を着たブスなら、前者の方が注目されますとか。
みんな思っているけど、暗黙の了解で言っちゃいけないような空気を壊してくれている痛快さがありました。

夢とか希望とかそういう妄想に逃げている甘ったれに、現実を説いている?
とりあえず、昨今ちゃんと怒ってくれる大人って少ないし、いい刺激になるのではないかと。

お金とか仕事とか人間関係とか、いい歳して甘えている人、現実から逃げている人が、最近多い。

現実ってモノをちゃんと見据える機会に、読んでみては?



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2009年01月04日

わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL




新年、一発目。

「わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL」

ナイスミドル・村上龍さんがいろんな方の悩みにバッサバッサ答えていく本です。

タイトル通り、バカバカしいような、そんなの自分で考え路的なことにも村上おじさんがキチンとグサッと答えてくれています。

質問者は全て女性。
村上さんの答えは厳しいんだけど、キレイごとや詭弁を並べた良い大人の答えよりもよっぽど清々しい。

質素な服を着た美人と、きれいな服を着たブスなら、前者の方が注目されますとか。
みんな思っているけど、暗黙の了解で言っちゃいけないような空気を壊してくれている痛快さがありました。

夢とか希望とかそういう妄想に逃げている甘ったれに、現実を説いている?
とりあえず、昨今ちゃんと怒ってくれる大人って少ないし、いい刺激になるのではないかと。

お金とか仕事とか人間関係とか、いい歳して甘えている人、現実から逃げている人が、最近多い。

現実ってモノをちゃんと見据える機会に、読んでみては?



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2008年10月19日

インフォメーションアーキテクトの教科書―ユーザーニーズとビジネスゴールを基にしたWebサイト設計





ずいぶんと久しぶりの更新です。
seesaブログは3ヶ月更新がないとブログを削除されてしまうそうなので

かなりギリギリ。

いや、最近仕事が忙しいので...
本もロクに読めていないので、ここに書くことも無くて。

なので、仕事にも関係のあるビジネス書というか専門書の紹介なんかもたまにはいいかなと。

タイトル
『インフォメーションアーキテクトの教科書―ユーザーニーズとビジネスゴールを基にしたWebサイト設計』

長い。

それは、さておき、この本。





...買わないほうがいいんじゃないかな。


日本ではまだまだ認知度の低いインフォメーションアーキテクチャ(情報アーキテクチャとかIAって呼ばれることも)っていうお仕事。
図書館学みたいな情報の整理とか設計的なお仕事なのですが...

海外の方じゃそこそこ需要があるらしいのですが、その仕事について書かれている入門書なのですが...

マイナーな職業のため本が少ない。
出ていたとしても大外、洋書の訳本。
しかも専門書のためお値段が高い。

そんなときに目に入ったのがこの本で、煽り文句が「日本人が書いた唯一のインフォメーションアーキテクトの教科書」ってことで興味を惹かれ...
お値段を見たら1000円台じゃないですか。
コレはと思って買ってしまったのですが...

内容が薄い。

えっ、そんなのわざわざ欠かなくても常識的にやっているよってかんじで。
目新しい発見とか、具体的な技術方法に関しての記述がなくて。
正直がっかりです。

まぁ、今まで意識せずにやっていたことを、あえて言語化、マニュアル化したって感じで。
入門書にもならない気がします。

逆にこれからインフォメーションアーキテクトについて勉強しようと思っているwebクリエイターの方で、この本に書いてあることが出来ていなかったとしたら、転職を考えた方が...

そのくせ、他に代わりになる本がないからか、インフォメーションアーキテクトに関する本を探すと、大抵どこの本屋さんでもこの本が見つかってしまうという残念な状況。

私は結局、この本がまったく役に立たなかったので、オライリー出版の高い専門書を買いました。
本当に無駄遣いでした...
内容を確認してからかわないとな、と反省させられた一冊です。

と、かなり辛口なことを書いてしまいましたが、あくまでも個人の感想です。
私にとって役立つことが書いていなかっただけであって、間違った内容やテキトーなことが書かれているわけではないので。
読んだ感想は人それぞれで、この本の内容がクリティカルヒットになる人もいるかもしれないですし。
参考意見の一つと思ってください。

で、おまけ情報ですが。
この本は本当に役に立たなかったのですが、この本の著者の会社のホームページ(株式会社イー・エージェンシーさん)には結構参考になる情報が載っていました。
むしろ何で、この情報を本にしないんだって感じです。
実績や、情報設計の具体的な方法などが手がけた企業の実名つきで出ていたりして、名前出しちゃっていいのかなって感じもするのですが。
コッチはタダでいくらでも見れるのでかなりおススメです。


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2008年08月02日

小説・秒速5センチメートル




本日紹介いたします本。

『小説・秒速5センチメートル』

新海誠さんの映像作品、映画・秒速5センチメートルの本人による小説化作品。

が。
私、まだこの本を読んでいません。
もっと言ってしまえば、映像も見ていません。

でも、すっごく気になっているんです。

想像ですっごく良い作品なのではないかと勝手に美化しています。

内容は、第一部が小学生の男の子と女の子との恋愛引越し→離れ離れみたいな展開で、第二部、第三部は二人がだんだん年取って大人になっていくっていう話。

秒速5センチメートルっていうのは桜の花びらが落ちる速度のようですが、それが一体内容とどう関わっているの、ずっと気になっていて。

そんなこんなで、すっごく切ない話みたいです。

その証拠に主題歌が山崎まさよしの「one more time,one more chance」。
この歌にやられました。
映像見てないのに、小説読んでいないのに、このCDだけは買ってしまいました。

映像を見よう見ようと思い続けて早2年。
未だに見ておりません。
なんか、youtubeとかに、違法にアップされていてそれを見ちゃおうかな...っていう誘惑に負けそうになったことも何度かあるのですが。
イヤ、コレはちゃんとDVD借りて見たほうがいいに違いない、と耐え続けた2年間。

で、未だに見ていないのですが、書店に行ったら小説版がクローズアップされていて、思わず手にとってしまいました。
まぁ、手に取っただけで中は見ていないのですが。

勝手な想像ですが、コレは恋人と一緒に見たほうが良い作品なのではないかという気がずっとしていて。
恋人ができたらいつか一緒に見ようと思い続けて2年間=恋人できなかった期間なわけですが。
最近ようやく私にも春が訪れたので、ついにこの作品を近々見ようと思って書いてみました...
と、いう自慢です。


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2008年06月22日

蹴りたい背中




今更ですが...
綿矢りささんの『蹴りたい背中』

文庫版が出ていたので買いました。
お値段も安いし。

内容説明です。
長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった...



史上最年少で芥川賞受賞ってことで話題になっていた当時。
私もまだ学生だった頃。
そのとき読んだ感想は、純粋に面白いだったはず...
お話にとても共感でき、インストールも読んでしまった。

グループとか友情とか、確かに面倒くさくなる年頃だった。
休み時間やクラスの授業でイチイチ友達同士で固まって、孤独になってしまったときのなんともいえない気持ちが良く書かれていた。

が。

社会人になった今、改めて読み返してみると...
イマイチ?
間接的な描写がイッパイあるのですが、『表現力が豊かなんですね』っていうちょっと皮肉っぽい感想になってしまう...
別にそんなにイチイチ何かに例えなくってもっていう位。

時間のある学生時代に読むと主人公と自分を重ねることができて面白いのかもしれないけど。
大人になってから読むと、それがつまらなく感じてしまう不思議。

共感はできる、その気持ちすごっくわかる、そういうことあるある。
だけど、それで?だから?

そういう風に思わせることが文学なのかもしれないけど...
学生時代に読めば面白いお話だと思います。


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2008年05月06日

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ




また、本谷有希子さんの本です。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

もともとは劇団本谷有希子で上演するお芝居用に書かれた脚本の小説版です。
だから、表現とか小説としてみるとちょっとどうなのかな...的な部分もあるのですが。

サトエリ主演で映画化もされたらしいです。
主題歌チャットモンチーで、そこはグッジョブ

内容は、まぁ本谷さんが書いている本だなって感じです。
ザ・残酷物語。

自分は特別な存在だと思い込んでいる中2病の性格悪い姉と、まぁ性格に難ありな家族たちの物語です。
昼ドラとはちょっと違うけどドロドロした感じのお話。

本谷さんの作品には性格の悪い人が良く出てくるのですが、性格良い奴はウソっぽい、悪い奴の方が共感できるみたいなことをNHKのトップランナーで語っていたような記憶がありますが...
まぁ、その通りな感じです。
見事に性格悪い人たちばっかり。

しかも最後まで読んでも、救われないし。

読んでいて、笑えるって言う意味での楽しさがあんまりないので、本谷さんの作品のなかではあまり好きな方ではないのですが...

文庫版ならワンコインで買えるので。
値段と内容を天秤にかけたらまぁ良いカナと。
読んでてくらい気持ち、鬱になれる本です。


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2008年03月31日

イリヤの空、UFOの夏




秋山瑞人さんの
イリヤの空、UFOの夏

読んだ感想はザ・ライトノベルって感じの本でした。
イロイロなライトノベルを読んできたけどこの本は群を抜いてよかったです。

いわゆる、世界系の小説で主人公の浅羽は日常生活を送りながらいつの間にか世界規模の事件に巻き込まれていく。
普段はギャグテイストのラブコメなのに端々でシリアスで怖い場面もある。
軍や宇宙人の侵略、戦争など物語の中では直接は描かれていないのに見えない敵がすぐそこまで来ていて、でもそのことに気付かない人々。
そして、自分たちの日常を守るため人知れず犠牲になって戦っている人がいる。
この物語は本編に描かれていない、見えない部分にこそ魅力がある。

まさに、ライトノベルのメイン読者であろう中高生にとってはドストライクなお話しだと思います。

内容(「BOOKデータベースより)
「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。
当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。
驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。
おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。ちょっと“変”な現代を舞台に、鬼才・秋山瑞人が描くボーイ・ミーツ・ガールストーリー、登場。


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2008年03月10日

銀のアンカー





ドラゴン桜の筆者、三田紀房さんの
銀のアンカー

受験の次は就職活動
自分のやりたいことがハッキリ決まっていて、小さいときから夢に向かって頑張っていた人たちは港にしっかりした金のアンカーを下ろせる。
しかし、特に夢もなく時期が来てから就職活動を始めた学生は金よりも劣る銀のアンカーしか下ろせない。
その銀のアンカーを持つ学生たちの就職活動に関する内定請負漫画です。

去年、就職活動をしていてもうすぐ社会人になる僕としては、後1年早く出会っていたかった1冊です。
もし、就活中に出会っていればもう少し良い就職活動ができたかも。
そして、どうせなら就職氷河期と言われていた時代に出ていれば不幸になる人が減っていたのではないかと。

まぁ、就活を終えてから読んでも役立つ情報は結構あります。

就職本とは違った切り口、方法で就職活動を説いています。
就活中に、就職指導課の人やマニュアル本など読んでいてあぁしなければ、こうしなければと思い込んで固まった頭を解してくれるかも。

名前を良く聞く会社だけ受けるランキング依存症だとか、仕事は給料だけで選べとか転職してキャリアアップなんてない好きなことを仕事にしたって成功しない...とか。
痛いところをグイグイ突いてきて、でも納得させられてしまう所が多い。

就活本・面接本の漫画版って感じですが、より実践的です。
なんだか理論ばかりをくどくど説いているマニュアル本よりは漫画というカタチでグサグサ心に訴えてくる所が良いです。

単行本は現在までに4巻まで出ていて、主にマスコミ・特にアナウンサー(女子アナ)の採用についてと、志望業界・職種がハッキリせず自己分析も何にもできないウダウダしている学生の話でした。
これから、また新しい業界(広告?)の就職活動について出てきそうなので就活中の大学3年生に特におススメです。


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2008年02月24日

生きさせろ!難民化する若者たち





雨宮処凛さんの
生きさせろ


最近話題のネットカフェ難民やワーキングプアのお話です。
バイトでそういう人と関わる機会も多く、社会問題だし興味もあったので呼んでみました。

数ある本の中からこの本を選んだ理由は雨宮さんという方を最近朝日新聞でよく見かけるからです。
ヴィジュアル系バンドの追っかけから右翼活動をするようになって、それから労働問題に興味を持ってこういう本を書かれたようです。

中身は...
フリーター、パート、派遣、請負、安定化する若者たちの労働現場。
そのナマの姿を、自身も長年フリーターとしてサヴァイブしてきた著者が取材した渾身のルポルタージュ。
この国の生きづらさの根源を働くことから解き明かす宣戦布告の書!!
らしいのですが...

関心があったから読んだのに、全く共感できなかったです。
ってことは、おススメじゃないですね...
こういう問題があるんですよっていう、導入として読むんなら...?

個人的な感想として国のせい国のせい、貧困に直面している若者を救えっていう、意見はまぁわかるのですが。

例として出ている人たちに全く同情できません。
えっ、それは国のせいじゃなくて自分のせいじゃない?ってフリーターさんたちに贔屓目に書かれているにも拘らず思ってしまう。

最初に出てきた賢いサルにでもできる仕事をしているって人。
掻い摘んで説明するとこんな感じです。
地元で就職が決まっていたけど単位を1つ落として卒業できない。
内定取り消し、一年留年し、その学費の為に借金借金返済のためにギャンブル、ギャンブルで負けて借金が増える。
で、卒業して、留年したのは自分には東京に出る運命があったのだと、東京へ。
借金がある、刺青がある、就職できない。
サルでもできる仕事をしている。

どこに同情すればいいのか...
国のせいでも何でもないと思うのですが。
そんな人がいっぱい出てきて不平不満を言っている本です。


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2008年02月07日

わたくし率イン歯ー、または世界





祝!!芥川賞受賞。
今回紹介する本は川上 未映子さんの...

わたくし率イン歯ー、または世界

『乳と卵』ではないのですが...
あっちはなんだか、女性向けって感じがしてとっつきにくかったので、こっち。

やっぱり芥川賞とか獲る人はすごいですね。
タイトルからして意味不明だし。
全くどういう内容のお話なのか想像できない。
文学的なことはわからないけど、最初の一文からよくわからない言葉の羅列で。
でも、面白い。

内容は
自分の奥歯に自我があるって思っているちょっと危ない感じのお姉さんのお話です。
脳みそではなく奥歯で考えて、奥歯にだってドーナッツの穴のようなアイデンティティがどうのこうの、って哲学チックなストーリーを展開していく感じです。

何がすごいってやっぱり文章です。
意味不明だけど面白い。
意味はわからないんだけど表面ではなく内側に言葉がドーンと入ってくるような...内部破壊の文章です。

世界の中心で愛を叫ぶ」とか「いま、会いにゆきます」みたいな売れている本はストーリは感動できるかもしれないけど文章自体は稚拙(?)な感じで...(だから一般大衆が感動できるのかもしれないけど)
アレなら自分でもかけるんじゃないって思っちゃうんだけど。

それと比べるとやっぱり芥川賞を獲る作家さんの文章は違うなと。
最初の数行で、コレは敵わん、こんな文章はかけないと思ってしまった。
読者に嫉妬させるほど巧い言葉の羅列です。

なんか、この本について語っている識者の方々は難しいだの哲学がどうのだのそれを大阪弁で語ることによってナンチャラ言っていますが...
一素人、意見として別にそんな難しく考えないで普通に読んでも十分に楽しい本だと思いました。


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