有川浩さんの『塩の街』です。
電撃文庫のライトノベルとして出版されハードカバーに出世した稀有な作品です。
この方、他には「図書館戦争」や「海の底」、「空の中」なども書かれています。
図書館戦争はノイタミナで来年アニメ化らしいです。
しかも、少女コミックで連載されているんですよ?図書館戦争が?
なぜ?じゃぁ、塩の街の方が良いと思うんだけど...
で、肝心の塩の街の内容です。
文庫版とハードカバーで若干違いますが。
突然、空からでっかい塩の塊が振ってきて人間がドンドン塩になっていく話です。
社会が麻痺して弱者はドンドン倒れていきます。
物語は前半と後半に分かれています。
前半は塩害により静かに淡々と滅亡に向かっていく人たちそれぞれの物語がオムニバス形式で書かれています。
自分の体が塩になっていき、避けられない死があるのに、どこか美しく悲しく儚く切ない、そんな感じのお話。
後半は軍事モノです。
自衛隊とか戦闘機とかが出てきてドンパチ戦っています。
図書館戦争とか自衛隊3部作などと同じ感じ。
軍隊に興味がないので後半は微妙でした。
ミリタリー要素をもうちょっと少なくしてくれていたら個人的にはもっと良かったと思います。
好きな人は好きなんでしょうが。
全体的にキレイなお話です。
もともとライトノベルなので読みやすいです。
反面、大人の方にはお子様ランチに感じてしまうかもしれません。
↑ご愛読誠にありがとうございました。お帰りの際よろしければ上のリンクをクリックして頂けますと今後の励みになりますので、よろしくお願い致します


